popな時


皆さん,こんにちは。
安岡 大悟です。

2004年7月16日,六本木Pit inn what is Hip?ライブ
に山下達郎さんが極秘参加。
極真Hipが演奏する,リズム&ブルース。
そこまでの時空を勝手ながらで私感で紹介したいと思います。



プロローグ

この話を聞いたのは,心地よい日曜の松木レッスン。
いつもの白いソファー上から発信される理知的な講義。
そして松木さんお帰りがけの玄関,
『おう 大悟,次回高気圧ガール来るってよ!』
 高気圧ガールって?(瞬時に浮かぶfulaな金髪ウーマンとマラカス?)
?(まさかそんなことは,,)!
ん! ぐえ! 達郎さん!? 
そうです,
このなんとも間抜けな返事から,私のpopな時は始まるのです。

山下達郎さんといえば初期のアルバム,ライブなどで当時から
超一流ミュージシャンであるhipメンバーに信頼を寄せている。

雑誌,ラジオ等でも松木さんのコメントを残すなど,一般ファ
ンの人に真実音とは何かを心地よいタイミングで提示してくだ
さる方。
hipとの共演は勝手ながら,もう実現しないかと思っていた私
,,,最高の贈り物。

レッスン後
松木さんに私と戸高一生氏のリハ入りの許可を頂き。
次回hipライブに来る予定の京都在住戸高さんに電話をかける。

そこで開口一番『今日,京都泊まり行くから!』なんとも,,
愚行。
(後に戸高氏に,愛すべき馬鹿と称号貰う。)
京都で身を清め?そのままリハ入り計画なんぞしてる私。
その計画,戸高氏のゴキゲンな返事により新幹線に飛び乗り,
いざ京都へ!

古都。
京都では最高の御馳走,地元の人達の温かい心,戸高氏との久
々の語らい。
酔いも最高,音も最高,そして豪遊!
戸高氏宅でパジャマパーティーあしからず。所用数:数千枚の
レコードの中から選曲される音は本物!
(dj としての才能も強!)
そしてカン詰め相手に焼酎(私の大好きな雰囲気)
話は尽きず,ギター弾きあい,酔っぱらい,笑い絶えず。。
三十過ぎて我を忘れて遊べる友に出逢った事を心から感謝する旅。

また地元の人達の笑顔に感謝する。

音の中を闊歩した三日間,いよいよ明日待ちに待った東京帰省。

当日朝
部屋に入る心地よい太陽の光に目を覚ます,。
京都郊外のゆったりとした日常を後に,東京へ向け新幹線に乗る。

安心感か緊張感か,
車内では会話はほとんどなく時折,勝手に私が咳き込むようにしゃべる。

東京到着
雨上がりの湿気。
舞う蒸気。

六本木ピットイン
残念ながら十日後には閉店してしまう六本木pit inn。
いわずと知れた老舗。
人格者:佐藤良武氏により開店。
70年代後半〜ここから生まれた音は数知れず。
そしてpit innの初めてのライブレコーディングは松木さん,
岡沢さん参加の山下達郎『IT'S A POPPIN' TIME』。
あの時代背景とミュージシャンの持つクリエイティブな演奏が
聴ける一枚でもある。



ピットイン到着


ピットインに入ると,遅刻したにも関わらず
松木さんのいつも最高にゴキゲンな笑顔と握手で出迎えてもらう。
(松木さんと握手をした人は感じると思うのだが,気持が一杯です。)

ピットイン内
まだセッティングの段階,忙しく働く人達の中,京都のおみや
げ袋ぶらさげて突っ立っている自分。なんとも,,
原宿でクレープを食べているようで,,,。間抜けである。
思わず戸高氏に目線を向ける,
あっ目尻がきゅっきゅっしてる。

そう,キュッキュッとクレープである。

辛い!
他の弟子はやる事一杯で働いている。
戸高さんは客人。
俺は弟子の端くれ。
何かせねば,手伝わねば!
私自身の《ふらり古都の旅♪チントンシャン》が何処へ,,

シャバダバ大悟
(シャバダバ:動物が究極状態に陥った時に侵される意味不明
な行動。人間の場合は言動が伴う。
いわゆるテンパッタ状態,しかも一生懸命さが絡むので厄介で
ある。資料:大悟堂)
必死にやることを見い出そうと思考する私
そうだ!あの椅子を並べるのを手伝おう!
硬直笑顔で,『手伝います。』
スタッフ「大丈夫です。」
私「失礼しました。」

告白   失敗っ!!
地球の引力に引き寄せられ,戻る原宿クレープ状態。
まずい!  辛い!
鼻血が出た時,咽頭にタラ−ッと流れる生暖かい時が過ぎる

ふとみるといろいろな場所で煙草を手に談笑する松木師匠。
これだ!灰皿そして火付け役だ。
なにかせねばがテーマな私。
「松木さんどうぞ」ジュポ!
「おう,おりがとう」パフ!

「松木さん,灰皿どうぞ」シャ!
「おう,サンキュ」トントン!

突然
「渡嘉敷さん,はっ灰皿どうぞ」シャシャ!
「あっ,ありがとう」トン!

気合い入れ過ぎ,物理的におかしな角度から灰皿を出す。
「ど,ど〜うぞ」
※状態を説明すると
腕と足首の関節は決まった状態,首は硬直,顔は大魔人,指は
軽快にプルプル,もちろん灰皿もプルプル。
(歯科医師なりたての頃の教授アシスタントを思い出す)
しかも私は身長182cm 体重0,1ton。マジンガ−な男である。

たぶん,,,相変わらず滑稽なのだ。

そうこうしてるうち聞き覚えのある声で
「ども!」山下達郎さん登場。とても自然体なお方。
竹内まりあさんも御一緒。
そのまま,松木さんのもとへ。

松木恒秀さんと握手。

岡沢章さんと握手。

渡嘉敷祐一さんと握手。

野力奏一さんと握手。


なんとも凄い絵である。知る人ぞ知る。
東京タワーのてっぺんから叫びたい,
都民の皆さ〜ん
俺はーーー! ミーハーですーーーっ!!!

リハ前
達郎さん,まりあさん
松木さんのギターの説明を受けたり,ジョークに笑ったりと伝
わる親近感。
みんな久しぶりの再会を楽しんでいる感じ。
いい出逢いをしてきた人達,出逢いを大事できる人達。
素晴らしき光景です!

途中
松木さんのウォッカレモンソーダが空,Zippoつけ,おどけて
「すいませーん」と松木さん。
ようし出番だ,大悟!今度はウエイターだ!
いらっしゃいませ,,,いや違う。「はい!」
ツカツカツカッ
「おかわり承知しました。」
「まりあさん,達郎さんはお飲みものは何になさいますか?」

まりあさん「メニューいただけますか?」にっこり
私「はい,少々おまちを」

メニュー?
どこだ?
手持ちのメニュ−見た事あったっけ?
??!?? 
カウンターの横にあるなんともカチカチなメニューを持ち出す。

私「どうぞ」
まりあさん「ジンジャーエールください」にっこり
達郎さん「僕も」。

ジンジャーエール,,最高です。

いよいよリハーサル
楽しそうに楽譜を配る達郎さん。
始まった曲は  la-la means i love you
初見一発で抜群の音を探し,しかもしっかりとその状況に応じ
た音をアンサンブルしていくHIPの方々。
私自身,毎回演奏を聴きにいっても興奮できる源。
話題の違った話は一切せず,そのテーマの中でいかに楽しく語り合う事ができるか。


その上に乗るファルセットな達郎さん。
メロウ。


今日はこれで終わっても満足です。PIT INNロゴみて思う。
書き表わ穢ね空間がつづく,,
数曲合わせリハ終了。



いよいよ,客入れ。
どこで情報が漏れたのか,立ち見状態である。
いつもと違う雰囲気。

いつもと変わらぬ松木さん登場。
大きな拍手!
いつもと変わらぬ岡沢さん,渡嘉敷さん,野力さん登場。
大きな拍手!

first stage
最高の調和と絶対的な説得力持つ,What is Hip?の演奏。

second stage
アフェアモーションの後,
松木さん「では,スペシャルゲストです。山下達郎!」
達郎さん登場。大きな拍手!
赤いシャツ,そしてお馴染みテレキャス。


演奏曲は
On Broadway
La La Means I Love You
With You
You Better Run
It's All In The Game
What's Going On  など


途中達郎さんが「一発初見でこの音ですからね皆さん」は忘れられず。


アンコール後も十分間拍手は鳴り止まず,,終了。


かくして夢のような時を過ごさせて頂いたのですが,
京都でお世話になった戸高さん,
笑顔で迎えてくれる岡沢さん,渡嘉敷さん,野力さん,ピット
イン社長佐藤良武さん。
また山下達郎さん 竹内まりあさん。
そして,いつも本気で怒ってくださる松木さん。

本当に有難うございました!!

(文章:安岡 大悟氏)

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