2010年10月13日 新宿ピットインにて
HIPの皆さん、高田みち子さんの生音、生声を聴くのは5年ぶりでした。
松木さんとは、メールにて色々とやり取りさせて戴いていましたが、どうしても生の音が聴きたくなり、関西のCMでやっています「♪東京ブックマークで
ちょいと東京♪」というノリで、13日の当日の朝ののぞみに乗り、東京に行きました。
今回は松木さんには、前日、当日共に他の事でメールをやり取りさせて戴いていましたが、「東京に行きます」とは書かず、
「ライブ楽しみにしています」とメールの最後に一言書きました。
新宿ピットインの開場はPM7:30のため、PM6:30ぐらいからピットインの入り口に並んでいました。
中からはかすかにonly one musicが聴こえて来ます。
松木さんのギターが唸ったかと思うと、岡沢さんの丁寧なベース、渡嘉敷さんのタイトなスネアの乾いた引き締まった音。
そして変幻自在の野力さんのピアノに高田さんの歌声まで聴こえて来ました。
さて、時間も開場時間となり、予約されていらしたお客さんが名前を呼ばれて次々とライブハウスに入られて行きます。
と、松木さんがいきなり入り口から出て来られて僕を見つけるなり、「やっぱ、予想当たったよな。メールの一言がおかしいと思ったんだ。
村片や大悟に、今日は編集長が来るぜ、と言っていたんだ。」(笑)と言われまして、僕の行動は全て見抜かれていました。
そしてそのまま中に案内して戴きました。
一部はWhat is HIP?のみのインスト演奏でした。
曲はもうHPご覧の皆さまにはおなじみの曲で、野力さんの曲(森田芳光監督の映画の挿入曲)、Stuffの曲、エレキギターバージョンの
Affirmation等、5年前よりも更に安定するところはステディに、そして自由な部分ではステージ上で松木さんや野力さんが
「間違ったー」等とワイワイしながら聴いているこちらまで楽しくなるステージでした。
音楽やバンドというと元のレコードやCD等の音源が有り、それを繰り返し聴いてからそのミュージシャンやバンドのライブに行き、
初めてライブ版を聴くというパターンが定着していると思います。でもHIPにはそれが当てはまらないんですよね。まさに、ライブ、
生のその場にいた人にしかわからない良さが有ります。
渡嘉敷さん、野力さん、岡沢さん、松木さんという方々は、数々のセッションやレコーディングを「仕事」として数十年以上も当たり前のように
こなして来られていますから、今までCD発売の話も当然有ったはずですが、全てお断りしてきています。
ご自身達は今は基本的に2カ月に一度「楽しく、ご機嫌に音を出せる事」を楽しまれていらっしゃる事。これが原点だと思います。
しかし、同じところにとどまらず、古いものも新しいものも一度咀嚼してHIPの音に変えてしまうという それこそ僕なんかの知らないところで
恐ろしい程の努力もされていらした事は忘れてはならない事と思います。もちろんそんな話はご本人達からは一切出ませんが、
周りの方々からエピソードとして聞くことがあります。
ライブの合間には色々なお客さんや音楽関係者の方々のお話のお相手をしながら、時折僕に「音楽なんて、あ、い、う、え、お、か、き、く、け、こ、さ、し
までしか無いんだぜ。難しかったら俺なんかとっくに音楽辞めているよ」と笑顔で語られる松木さん。僕自身はギターにはその言葉の応用が
効かないままですが、仕事での発想方法、生き方、考え方、人間付合い全てに応用が効き、今ではすっかり松木イズムの考え方が根を張っています。
二部がしっとりとスタートしました。
こちらはHIPとスペシャルゲストの高田みち子さんがコラボする時間でした。今回は「Bird特集」?なるものとの事でしたので、
どういう曲が始まるのかな?と楽しみに聴いていました。
スティービー・ワンダーの「Bird of beaty」、高田さんのオリジナル曲の「カナリア」、「Skylark」等を歌われました。
以前は、高田さんのオリジナル曲がメインだったと思いましたが、今回の「Skylark」を聴いて「ゾクっ!!!」っとしました。
Jazzのスタンダードで僕自身大好きな曲ですし、エラや有名どころのヴォーカリストの方々も歌われていたのでその曲との比較になってしまうんじゃないかと
正直、歌い始めに思いました。これは先に書きましたように高田みち子さんというという方はCD音源からの聴きこんでいた人だったわけで、
Popな感じやまたキャロル・キングのような切り口を持ったアーティストだと勝手にイメージしていたものがこの「Skylark」で完全にKnock
outされた訳です。
あまりに未熟な聴き方しかしてこなかった自分にがっかりしていましたが、サービス残業での「Chocolate」が当然「オリジナルの高田さん」に聴こえ、
誰とも交換出来ないアーティストだと心から思えました。
そしてもちろんこの5年間の生での空白を200%楽しむ事が出来た一日でした。
ライブ終了後の久方ぶりの皆さんの集合写真もパチリ!と撮影させて戴きました。


今回も突然の新宿ピットインへのお邪魔でしたが、松木さんをはじめ、渡嘉敷さん、野力さん、岡沢さん、高田さん、佐藤社長、ギターテック・村片さん、
安岡さん、そしてスタッフの皆さん大変お世話になりました。
また、テルさん、市瀬さん、信国さんをはじめ、いつも掲示板でお世話になっている方々ともご挨拶が出来とても嬉しゅうございました。
松木さん、そしてHIPの皆さん、高田さんを元にして色々な人がキチンと顔がわかる場所が有った事、大変心強く思いました。
またまた今回も松木さん、有難うございました!!!
(文、写真:編集長)
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